2014-01-12

ニューヨーク旅行記 その3 - ワシントンのスミソニアン博物館へ -

アメリカ中部から東部を襲った大寒波がちょうどニューヨークを直撃している時、僕はワシントンD.C.へと旅立ちました。

幸い移動手段としては雪に強い鉄道(Amtrak)を予約していたので無事に到着。飛行機やバスは軒並みキャンセルされていました。皆さんもスノーストームの襲来が予想される時期には鉄道を使いましょう。これから地球温暖化が進み、夏はより暑く、冬はより寒くなっていく中で、鉄道は雪に強い非常に有望な交通手段です。だからCanadian National Railwaysの株も順調に上がっているんですかね?


Source: FINANCIAL POST


話が逸れましたが、ワシントンDCはアメリカの政治の中心地なだけはあって綺麗な町並み。


US Capital


World War II Monument


Abraham Lincoln

とまぁ、中々の寒さだったのですが、頑張って夜に市内を周ってきました。

その甲斐あって、ホテルで夜中に急性胃腸炎を発症。朝まで一睡もせず下痢と嘔吐を繰り返すだけのマシーンへと変身。途中、その心理的不安から過換気症候群も発症し、かなり死に近い状態にありました。本当にありがとうございました。皆様も旅先での病気には本当に気をつけて下さい。ちなみに急性胃腸炎は英語でstomach fluです。お腹インフルエンザというわけですね。


翌日、眠さ・だるさ・悪寒などありつつもチェックアウトしないといけないのでホテルを出発し、オバマ大統領のお家とスミソニアン博物館群へ。


White House

雪のおかげでいつも以上に白いホワイトハウス。柵から手を突っ込んでカメラ撮影すると、警察(警備員?)が来てかなり真剣に怒られるので注意しましょう。流石世界で一番スパイが多い街、警備が厳重である。


スミソニアン博物館群でもたくさん写真は撮ったのですが、あんまり貼りすぎても自分で見たときの楽しみが無くなると思うので一枚だけ。



これ何かと言いますとね、石炭ですね。今から約3億6000万年前〜2億9000万年前、石炭紀と呼ばれる時代にシダ植物が大繁栄し、そのシダ植物の遺骸が石炭となったわけですね。僕達はその母なる自然の残した巨大遺産を消費して生きているわけです。

資源技術者として働く者として、自分が掘る物が一体どうやって形成され今日利用されているのかに思いを巡らせる機会を提供してくれたスミソニアン博物館には頭が上がりません。流石は世界最高の博物館。

ちなみに、現在のスミソニアン博物館群の管理者はGeorgia TechのPresidentでもあるCivil EngineerのGerald Wayne Cloughです。彼が選出された時には「エンジニアなんぞにスミソニアンの管理者が務まるわけがない。」等の声もあったそうですが、2008年の就任以来、素晴らしい仕事を行ってきているようですね。石炭の展示ずっとやってくれてありがとうWayne。


というわけで、3本立てとなったNY DC 旅行記もこれでおしまい。次は何書こうかなー。それでは(´・ω・`)ノシ

NY DC 旅行記 その1 - ニューヨーク前編 -
NY DC 旅行記 その2 - ニューヨーク後編 -

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