この映画ご存知でしょうか?まさかのインド映画歴代興行収入1位の超ヒット作品です。
インド映画歴代興行収入1位を記録した大ヒット映画。インドの工科大学の寮を舞台にした青春劇であり、コメディ映画だが教育問題をテーマにしている。2010年インドアカデミー賞では作品賞をはじめ史上最多16部門を受賞した。
Source: Wikipedia - きっと、うまくいく
アルファブロガーとして知られる百式ブログの Gen Taguchi さんが Twitter で絶賛していたのがキッカケで観てみたのですが、本当に良い映画でした。
今年一番じゃなかったかな → 【映画】 インドの興行収入歴代一位の「きっと、うまくいく」を買った | IDEA*IDEA http://t.co/EnZZRReuAX via @taguchi
— Gen Taguchi (@taguchi) December 10, 2013
Facebookの創業者をフィーチャーした映画"ソーシャルネットワーク"ではコンピューターサイエンスのギーク達が大活躍でしたが、こちらの映画では機械工学や電気工学のエンジニアが大活躍。
舞台はインド屈指の超難関名門大学 Imperial College of Engineering、受験戦争を勝ち抜いたマシーンのようなインドエリート達とそんな画一的なエリートとは一味違う稀代の天才ランチョーの物語。各所に理系・技術者ならば「ほほぅ。」と思わせるシーンがちりばめられており、また同時に「学ぶとは、そして教育とは一体何なのか?」という事を考えさせてくれる映画です。
僕の好きなシーンを少し紹介しておくと、映画冒頭にこんなシーンがあります。
学長
いいか、新入生諸君。これを見たまえ。これは宇宙飛行士専用のペンだ。
宇宙空間では万年筆やボールペンでは文字が上手く書けない。だから科学者達は何百万ドルもの予算を投じてこのペンを開発した。このペンを使えば、たとえどんな角度でも、どんな温度でも、あるいは無重力空間でも文字を書く事が出来るのだ。
かつて私がまだ学生だった頃、当時の学長が私を部屋に招き、そしてこのペンを私に見せてこう言った。
"このペンは人類の叡智と技術の結晶だ。これを君にあげよう。いつか、君が君自身のような優秀な学生に出会ったとき、このペンをその子に渡しなさい。"
以来、32年間、私はこれを渡すにふさわしい学生を待ち続けているのだよ。..... 誰か、我こそはこのペンを受け継ぐにふさわしい者だという輩はいるかね?
ほとんどの新入生が手を挙げる。
学長
よろしい。手を下ろしなさい。
全員が手を下ろす中、ランチョーだけが手を挙げる。
学長
何をしている。聞こえなかったのか?私は手を下ろしなさいと言ったんだ。
ランチョー
いえ、ただ一つ質問があるんです、先生。
ボールペンや万年筆が宇宙空間では機能しないというのなら、どうして宇宙飛行士達は鉛筆を使わなかったんですか?もし鉛筆を使っていたなら、そのペンを開発するのに使った何百万ドルもの費用を節約する事が出来たのに。
新入生達が笑う中、学長だけは強ばった表情になっていた...。
どうです?面白そうじゃありませんか?3時間ほどの映画なので、年末年始に実家や移動で暇な時間があるエンジニアの方々はぜひ観てみて下さい。
ではでは(`・ω・´)ノシ
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