Aerial photo of downtown Vancouver: from 2012 CUPC
中間試験も終わり、海外での大学院生活にも随分慣れてきた。先学期は2つしか講義を取らなかったのに対し、今学期は4つも受講しているせいで課題・実験・予習・復習の量が先学期と比較にならない。
そんな中、受講している講義"Processing of Precious Metal Ores"という授業で感じた事を一つ。
この授業はその名の通り、金・白金などに代表される貴金属のプロセシングを扱う。元々、マテリアル出身ゆえ貴金属の抽出の化学反応などはある程度分かっているからこの授業はスルーかなと思ってたけど、教授に薦められたので受講。
驚いたことに、確かに化学反応は理解していたけど
・物理的に溶液がどのようにプラントの中を進んでいくか
・反応前後で溶質はどのような状態か
・溶質粒子はどのような大きさの分布を持っているべきか
・溶質はどのように溶液の中に投入されるのか
・反応後の溶質をどのような機械プロセスで取り出すのか
ということを全く分かっていなかった事に気付かされる。
The mineral processing operation at Caiman™: from Caiman
恥ずかしながら「ふん、Processing Engineerなんぞ。」という気持ちを抱いていた部分があったんだけど、この授業でその気持ちは完全に消滅。Processing Engineerスゴイな、と。
閑話休題
修士論文のテーマがある程度決定。順調に行けば期末試験後の5月からスタート。
手始めにこれ読んできて、って渡された本が600ページ超えてて早速涙目なんだけど、これぐらいサラサラ読めなくて何が大学院生だろうかという事で今日から通読開始。
Reliability and Statistics in Geotechnical Engineering Gregory B. Baecher,John T. Christian Wiley Amazonで詳しく見る |
Risk Analysisとか統計でジコジコやるのは趣味じゃないんだけど、やるしかないな…!!!
そんじゃ。
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