海外大学院の受験も一通り終わったと言えるような状態になったので、大学名と合否をまとめておきます。合否連絡が早かった大学から順番に並べています。
大学名 | | KAUST |
国 | | サウジアラビア |
学科 | | Materials Science (Ph.D.) |
合否報告 | | 2012年2月21日(国際電話):合格 |
大学名 | | Brown University |
国 | | アメリカ |
学科 | | Materials Science (Ph.D.) |
合否報告 | | 2012年3月17日(webで):不合格 |
大学名 | | Stanford University |
国 | | アメリカ |
学科 | | Energy Resources Engineering (Ph.D.) |
合否報告 | | 2012年3月20日(メール):不合格 |
大学名 | | McGill University |
国 | | カナダ |
学科 | | Mining & Materials Engineering (Master) |
合否報告 | | 2012年3月21日(手紙で):合格 |
大学名 | | Columbia University |
国 | | アメリカ |
学科 | | Earth and Environmental Sciences (Ph.D.) |
合否報告 | | 2012年4月4日(webで):不合格 |
以上のような結果となりました。合格率は5/9(=55.5%)ですね。大地震で夏学期始業が遅れ、5月のゴールデンウィーク後に研究室配属された2011年。当時は東大の大学院に進学する気満々でしたが、
鉱山工学に興味が出てきたのと
米国大学院学生会に参加したのをキッカケに7月から海外受験を考え始めるようになりました。7月23日に初めて受けたTOEFLは71点。「海外大学院受験なんて英語が苦手な自分には荷が重すぎた。」と諦めかけたこともありましたが、友人や教授からの手厚い支援のおかげで何とか第一志望の
The University of British Columbiaに合格する事が出来ました。
英語が苦手で帰国子女でもないこの僕が合格できたのはひとえに時代と支えてくださった人達のおかげです。いまや Google 先生のおかげで留学経験者のブログにはすぐにアクセスでき、先程も述べた
米国大学院学生会などのおかげで、日本人が留学を目指す際に役立つ情報を簡単に手に入れる事が出来ます。数年前に比べて、明らかに日本人が海外大学院を受験しやすくなっています。
僕は無節操に誰にでも留学を勧めるつもりは毛頭ありません。海外大学院への学位留学なんて軽い気持ちでやるべきものではありませんし、本気でやりたい人間だけがやるべきです。ただ、本当は留学したいのに変にグズグズ考えて留学しない理由を一生懸命見つけている時間は勿体ないと思います。
実際に受験してみた実感としては、海外トップスクールの合格というのは中々に難しそうです。ですが、これはあくまで合格に関する話であって、出願に関する話ではありません。出願はもはや「やるのか、やらないのか」という意志の問題です。英語が苦手だろうが、純ジャパだろうが、ちゃんと準備すれば出願はできます。(合格は運と実力次第です。)
途中から脱線してしまいましたが、とりあえず海外大学院の受験結果の報告でした。受験に関してお世話になった方々には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。きっとこれからもたくさんお世話になるんだろうと思いますが、生暖かい目で見守ってくだされば幸いです。