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2013-08-10

GUNSLINGER GIRL

GUNSLINGER GIRLという漫画に最近ハマってます。


2012-10-10

鉱山工学と資源工学の良書

今日は鉱山工学の良書を紹介します。他の工学分野でも、最良の入門書が最終的な良書であるように、鉱山工学でも入門書がバイブルとして扱われています。

入門書
Introductory Mining EngineeringIntroductory Mining Engineering
Howard L. Hartman,Jan M. Mutmansky
Wiley
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情報が少し古いのですが、Miningの歴史と主要な採掘方法(Surface miningやUnderground mining)をカテゴリー別に詳しく解説してくれています。時々「詳しく書き過ぎだろ!」と感じますが、Stripping ratioやDilutionなどの基本的な用語の定義や計算時の使用方法なども収録しており初学者に欠かせない一冊です。というか、欧米の大学のMining Departmentの初学者は必ずこの本を使いますので、資源関係の職(それこそ資源メジャーとか)を考えている人は必読です。


プロセシング
The Chemistry of Gold ExtractionThe Chemistry of Gold Extraction
John O. Marsden,C. Iain House,Iain House
Society for Mining Metallurgy
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金に限らず、多くの金属では鉱石を掘り出した後に、それらの鉱石を細かく砕き(反応表面積の増加)、溶液等を用いて金属を抽出し、溶液中に抽出した金属を還元して(固体に戻して)回収し、不純物や有毒物質を除去しなければなりません。この本では 金 (gold) を例にとってその様々な方法が解説されています。掘り出した鉱石中に含まれる金の純度や、その金と共にくっついている他の元素によって、金を取り出すまでの処理方法は実に様々。なぜそれぞれ違う方法を使わなければならないのか、これを理解する事によって、金属を掘り出した後のプロセスも深く理解する事が出来ます。


リスク評価
Reliability and Statistics in Geotechnical EngineeringReliability and Statistics in Geotechnical Engineering
Gregory B. Baecher,John T. Christian
Wiley
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鉱山には多くの施設があります。露天掘りされた鉱山そのものや、水を貯めておくためのダム、金属を抽出し終わった後に残る鉱滓(こうさい)を貯めておくための鉱滓ダムなど…、それらの施設の安全性・危険性を評価するための統計学的な手法が綺麗にまとまってあるのがこの本。Event TreeやFault Tree、Subjective ProbabilityやMonte-Carlo Simulationなどの現代のリスク評価には欠かせない手法に加え、Factor of safetyなどの指標、またそれらにどのように不確実性というものを取り入れていけばいいかという事を解説してくれています。数学的には少しチャレンジングなので、数学・統計学の参考書も併せて買うと良いかもしれません。少なくとも、統計学は下の本を買って通読するぐらいはしておきましょう。
統計学入門 (基礎統計学)統計学入門 (基礎統計学)
東京大学教養学部統計学教室
東京大学出版会
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マネジメント
Strategy Safari: A Guided Tour Through The Wilds of Strategic MangamentStrategy Safari: A Guided Tour Through The Wilds of Strategic Mangament
Henry Mintzberg,Joseph Lampel,Bruce Ahlstrand
Free Press
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巨大資源企業は往々にして多国籍企業で、内部で働く人間も様々なバックグラウンドを持っているのでマネジメントが非常に大変です。マネジメントに関してはたくさんの本があると思うのですが、UBCの鉱山工学科では代々Mintzbergのマネジメント論が支持されていますので紹介しておきます。日本語にも訳されているみたいですね。
戦略サファリ 第2版 -戦略マネジメント・コンプリート・ガイドブック戦略サファリ 第2版 -戦略マネジメント・コンプリート・ガイドブック
ヘンリー ミンツバーグ,ブルース アルストランド,ジョセフ ランペル,齋藤 嘉則
東洋経済新報社
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会計・プロジェクト評価
Finance for Engineers: Evaluation and Funding of Capital ProjectsFinance for Engineers: Evaluation and Funding of Capital Projects
Frank Crundwell
Springer London
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これは特に鉱山工学というわけではないのですが、あるプロジェクトがあった場合にどうやってそのプロジェクトの価値を評価し、2つ以上のプロジェクトがある場合にはどうやって優先順位をつけるか、また会計的にはどうなるのか、キャッシュフローの捉え方は?といったような、マネージャー層に上がるためには必須となる知識を解説してくれています。ここら辺は日本語でも良い参考書がたくさんあるので日本語で勉強してもいいかもしれませんね。


といった感じです。また折を見て追記していきたいと思います。(2013年9月17日に追記)

2012-03-16

ヤバい統計学というヤバそうな本を読んでみた

ヤバい統計学

オススメ度:★★★★★★★★☆☆

Amazonレビュー:4.2/5.0 (9件)

新品価格:¥1995

第1章 ファストパスと交通渋滞
第2章 ホウレン草とクレジットカード
第3章 大学入試とハリケーン保険
第4章 ドーピング検査とテロ対策
第5章 飛行機事故と宝くじ

買ってはいたんですが、以前から各章を流し読みするだけだった『ヤバい統計学』をちゃんと通して読んだので書評でも。

大学教養レベルの統計の知識があれば誰でも読める本。すなわち文系でもスラスラと読める本。各章では「平均と分散」「相関関係と因果関係」「グループ分けのジレンマ」「2種類の誤りの関係」「超低確率」あたりがテーマになっているのだが、難解な統計用語は可能な限り排除されており、統計学に苦手意識がある人でも読めるように工夫されている。すべて実話に基づいたストーリー形式であり、統計学を勉強していると言うよりは物語を読んでいるように感じられた。

ディズニーランドにファストパスが導入されたのはナゼなのか?
高速道路の交通量制限の意味は・・・?
大腸菌に感染したホウレン草の出所を突き止めることは出来るのか?
金融機関が人にお金を貸す時の判断材料は?
受験者全員にとって公平で平等な試験問題とは何なのか?
海岸沿いに住む人は内陸部に住む人に援助してもらっている、、、?
間違ったシロ判定と間違ったクロ判定とは?
テロリストを1人捕まえるごとに善良な市民を1000人牢屋にぶち込んでしまう?
途上国の飛行機よりも先進国の飛行機の方が本当に安全なのか?
宝くじにまつわる不正とは?

1つでも気になるテーマがあれば読んでみることをオススメします。英題は「 Numbers rule your world 」と中々にカッコイイのに、『ヤバい統計学』っていう邦題のせいで損している感が否めないほど面白い本なので・・・。

それじゃー(´・ω・`)ノシ


2011-12-25

深夜特急

最近読み始めた「深夜特急」という小説が面白い。


深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)


海外一人旅をしたことある人は胸をくすぐられる内容であり、文体も心地良い。何より、筆者の海外一人旅に対する心持ちが自分と重なる部分があり、のめり込めた。マカオのカジノで親しまれる「大小」と呼ばれるサイコロの目の大小を当てるゲームで何とか負け分を取り戻した翌日の筆者の気持ちなどは格別。
----以下、引用部分---
 再び、ホテルの部屋で覚えた荒々しい感情が甦ってきた。
 私は大小に心を残しながら、自分を上手になだめてマカオから去ろうとしている。冷静に判断すれば、カジノを相手に勝ち越せるわけがないといえる。1000ドルや2000ドルの金など、負けはじめればまたたく間になくなってしまうだろう。やめて帰ろうという判断は確かに賢明だ。しかし、その賢明さにいったいどんな意味があるというのだろう。大敗すれば金がなくなる。金がなくなれば旅を続けられなくなる。だが、それなら旅をやめればいいのではないか? 私が望んだのは賢明な旅ではなかったはずだ。むしろ、中途半端な賢明さから脱して、徹底した酔狂の側に身をゆだねようとしたはずなのだ。ところが、博奕という酔狂に手を出しながら、中途半端のまま賢明にもやめてしまおうとしている。賽は死、というのに、死は疎か、金を失う危険すらもおかさず、分かったような顔をして帰ろうとしている。どうして行くところまでいかないのか。博才の有無などどうでもよいことだ。心が騒ぐのなら、それが鎮まるまでやりつづければいい。賢明さなど犬に喰わせろ。張って、張って、張りまくり、一文無しになったら、その時は日本に帰ればいい。デリーにすら行けず引き返してきたというのはいささか恥ずかしいが、それもひとつの旅だったのだ……。
 激しい感情に突き動かされるままに、私は自問自答を重ねた。その問いと答が指し示す方向はカジノ以外のどこでもなかった。私は、自分がこれほどまでに博奕に未練を残していたということに、むしろ驚いていた。もちろん、博奕への未練だけが、私を突き動かしている感情のすべてではなかった。恐らく、私は、小さな仮の戦場の中に身をゆだねることで、危険が放射する光を浴び、自分の背丈がどれほどのものか確認してみたかったのだと思う。
<やろう、とことん、飽きるか、金がなくなるまで……>
 足は聖パウロ学院教会に近い船上カジノへと向かっていた。

---引用終了---
ここらへんの描写はたまりません。自分が1ヶ月以上アメリカを一人旅していた時もこの時の筆者に近い感覚を幾度も覚えました。「俺は旅行をしにきているんじゃない、旅をしにきているんだ。観光名所を巡って写真を撮るのは旅行であって、旅じゃない。旅にはもっと生々しくて、偶然に支配された楽しみ方がある。」とか思って色々ムチャしたなぁ、、、(遠い目)。


また、旅に行こう。








*本文に
---引用部分---
THE DIE is CAST (賽は投げられた)
だが、この文章をじっと見つめていると、投げられたのが賽ではなく、死であったかのように思えてくる。いや、賽を投げるとは、結局は死を投ずることだと言われているような気がしてくる。DICEはDIE、賽は死と……

---引用終了---
という部分がある。